電子ボリューム・DOPA挑戦 |
上下でちょっと使っている抵抗と、トランジスタが一部違います。 なので、左右で音の違いが分かってしまいますが、動作確認なので今は良しとします。 奥の電子ボリューム基板に刺さっているのが22pFのコンデンサです。 およそ100Khzあたりでの矩形波形。上が入力、下が出力です。 「あたり」というのは、発振器もオシロもアナログなので、出力、入力周波数が目で見える形で分からないからです(汗 せめてオシロが周波数表示ありであったなら・・・。 一応、当方でちょっと大き目の音量のときのです。 ゲインをさらに上げて(3時方向以上にして)いくと、波形がどんどん鈍って行くのが分かります。100KHzと高周波ですし、本来ここには、抵抗固定、コンデンサ固定であるのが一番なのですので・・・。抵抗値が変わってしまうのが仕様なので致し方ないことでしょうかね。ちょうどいい場所での適容量を決めておけば支障はないでしょう。波形が鈍ってくるのは普段聞かないような大音量の位置ですので。 |
33pFに変更 |
手持ちの33pFをためしてみました。 22pに対して、リンギングは取れていますが、角が取れて丸くなってしまっています。 音を聞いた感じもなんだかイマイチ。掲示板でのR.さんの言う通り、22pあたりがよさそうです。 2SK150Aの場合、15pF以上22pF以下といったところでしょうか。 22pFに戻して、周波数をオーディオ帯域の10KHz前後に合わせて見ました。 このあたりだと、リンギングはあまり分からない程度になります。 トランスを18Vで使っていましたが、ダイオード後25Vギリギリになるので平滑コンデンサが結構発熱していました。危ないので15Vに変えてエージングかけてみてます。これで聴いてみていますが、ちょっと低音がきついかな・・? 掲示板では少なくとも15pF以上とのことでしたが、試しに6pFを入れてみました。 結果、発振はないものの、リンギングがすごいことになっています。これでは使えそうもないですね。 続いて、6pFを並列にして12pFにしてみました。 リンギングは6pFに比べて少ないもののまだ出ています。使えなくは無い? すでに載せてある22pF。リンギングの傾向は出ていますがほとんど出ていません。ちょっぴり出っ張っているだけですね。 結果としては、22pFあたりが丁度よさそう? リンク先のhiroさんが作られている金田式反転アンプも利用してみたいですね。 自作オーディオをはじめると必ず聞く金田氏のアンプ、聴いたことはないのでこれは試してみる価値はありそうです。 |