電子ボリュームPGA2320を検討する

以前はWM8816を使用した電子ボリュームをラインナップしていましたが、WM8816の生産終了に伴い入手できなくなってしまいました。非常に音質も良い、良い石だったのですが非常に残念です。
そこで、オーソドックスではありますが、既にあるTIのPGA23系電子ボリュームを使用した基板を作ってみることにしました。

使用する石は、PGA2310とPGA2311のいいとこ取りをしてPGA2310より性能がちょっとアップしているPGA2320を使います。コントローラーは簡単に済ませるためにタキオニクスのコントローラーを使用。
早速デザインしてみます。


PGA2320は表面実装タイプを使用します。
また電源を入れたとき、ポップノイズがひどいことでも有名なシリーズなのでリレーによるミューティングを施します。

基板イメージ

こんな感じです。

試作実装は既に完了。
音出しも問題なく、リレーも問題なく動作しました。
いつも通り、基板の銅厚は70umを確保しています。
やっぱり、電子ボリュームは手軽に使えるのが良いですね。


 

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