LT3080を使用した電源基板の再設計をしました。
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以前、LT3080のTO-220タイプを使用した電源基板を作成していましたが、利便性を向上させて再作成をしようと言うことで再設計を行いました。
・整流ダイオードは秋月の表面実装タイプを使用可能とする。
・表面実装タイプのLT3080を使用して、ヒートシンクを使わずコンパクトにする。
・電圧設定用ピンがハイインピーダンスになるので、外来ノイズ除去のコンデンサパターンを追加する。
・それなりの熱が出ても耐えられるように放熱パッドは念入りに用意する。
・LT3080は出力がオープンだと入力電圧をそのまま出力する悪癖があるので基板上に負荷(LED)を追加する。
・抵抗一本での設定も可能なように、可変抵抗パターンの裏に、ショート用のパッドを用意する。
以上を踏まえて、パターンを引きました。
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組み立て結果 |
銅厚はいつも通り70umを使用しており、両面放熱パッドとしたのでそこだけ半田が付きにくいですね。それ以外はいつもの工作と変わらず。
チップ部品に慣れている人ならすぐに作ることが出来ます。
基板の実物はこのような形になっています。C3-4、C5-6は2012サイズのコンデンサから、4833サイズの大きめのコンデンサをつけられるようにしました。
LEDが付いているため、負荷オープンで電圧チェックを行うことが出来ます。
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