デスクトップオーディオ
私のオーディオ環境はパソコンを中心としたデスクトップオーディオですが、出来るだけ通常のDAC、プリ、パワーを
デスクトップオーディオに持ち込んでいます。
デスクトップオーディオだとお手軽なのが一番ですが、かといって音質などにも妥協はしたくありません。

パソコンからのオーディオ出力は、たいていアナログ出力、SPDIF光、SPDIF同軸のいずれかになります。
アナログ出力は、音質向上を目指すならまず考慮対象外です。
SPDIFを出力させ、DACに入力するのがベストでしょう。

このためには、何はともあれSPDIFを何とかして出すしかありません。
こだわっている人は、通常オーディオカードと呼ばれる、サウンドカードよりも上位のカードを使いますが、
もっとお手軽に出来るようにもしたいところ。最近様々な人が手を出している、USB-DACを使って、
今回は私なりのアイテムを作ってみました。

製作基板
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初回製作版
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バグ修正版
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トスリンク→同軸変換基板
概要
最近、デスクトップオーディオではなく、しっかりと設置する(笑)オーディオ環境も構築しました。
しかし、音源は相変わらずパソコンの中に山ほど入っています。
PCからの出力をデスクトップオーディオと同時に、別の環境にもSPDIFを送りたかったため、
今回の基板は、USB-DAC、4セレクタ、2分配が一緒になったいわば、SPDIF-Centerです。
せっかくなので、水晶は発振子ではなく発振器が付けられるようにしています。
秋月電子の100円発振器を3.3V駆動しても良いでしょう。5V/3.3Vは選択式です。
すべてSPDIF専用ですが、USB-DACのアナログ出力の引き出し口も付けてあります。
データシートに従ってLPFを付ければ、アナログ信号が取り出せます。

もう一つの基板は、光→同軸変換基板です。一枚で3回路入っています。
意外と光だけの機械も多いので、地味に役に立つと思います。
 
組み込み完了
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タカチのYMケースに組み込んでみました。

USB-SPDIFが1個、同軸入力3、出力同軸2のセレクタができあがりました。
74AHCU04にしたため、192KHzもいける物と見てます。
192KHz出せるサウンドカードが壊れたので今は96KHzまでしかチェックできてません。
問題なくロックして再生できてます。
手巻きのコイルはちょっと心配でしたがちゃんと動く物ですねw
 

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